『好き!すき!!魔女先生』ライナーノーツ episode・17〜episode・24



第17話「恐怖の帝王・アンドロメダ来る」

ある日の深夜、月先生は父であるアンドロメダ帝王に起こされアンドロメダ星雲へ帰るよう諭される。
嫌がる月先生をよそにアンドロメダ帝王は無理やり連れ戻すべく地球へやってくる。

東西学園へやって来たアンドロメダ帝王は教頭先生と衣服を取り替えてしまうが、正夫に「この服大安売り」と書かれた紙を
背中に貼られアンドロメダ帝王は大激怒。
そんな帝王に逆らえないと思った月先生は辞表を出してしまうが・・・。
そんな中、タケシの弟が登校途中で行方不明になってしまう。

*point*

今回のみならず何度となくOPのクレジットに掲載されている”甘利健二さん”は大野剣友会のスタントマン。
第2話ではピラズモンのスーツアクターも担当。
そしてアンドロメダ帝王を「ワタリ」「仮面ライダー」の悪役で有名な堀田真三さんが演じ、アンドロメダ帝王の声を
大宮悌三さんが担当。
このエピソードでタケシの母の職業が土建屋であることが判明。

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第18話「吸血魔人クモンデス現る」

月先生の命と子供達の生き血を狙う吸血魔人クモンデスが地球へやって来た。
その事を知る由もなくいつものように授業を行う月先生といつもと同じく授業を受ける生徒達。
給食の時間になり、カンナの運ぶ薬缶の中に不審な蜘蛛が混入してしまう。
カンナは慌てて薬缶の中を見るが蜘蛛など混入しておらずそのまま配膳してしまう。

生徒達は原因不明の腹痛にみまわれ病院に運ばれてしまう。
薬缶に混入した不審な蜘蛛こそクモンデスの仕業だった。
クモンデスが地球へやってきた事を知った月先生はアンドロ仮面に変身し、クモンデスを倒しに向かおうとするが、
竹取夫妻からカンナが責任を感じて家出をした事を知らされる。
一方、カンナは教室でクモンデスに襲われそうになるが籏野先生が教室に入ってきた事でクモンデスは姿を消すが
籏野先生はクモンデスの存在をまるで信じようとしない。
カンナはクモンデスの後をつけることで月先生に信じてもらおうとするが・・・。

*point*

このエピソードで「魔女先生」はファンタジー色からスリルとサスペンスが中心の変身ヒロイン路線となる。
それに伴い、後に続くタイトルも怪奇色の強いものとなっている。
そしてこのエピソードで生徒達は常にクモンデスに狙われる立場となる。

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第19話「怪奇・黒魔術の恐怖」

子供達の生き血を狙うべく再び現れたクモンデス。
不思議な水晶玉を使って子供達をさらおうと企み、クモンデスはジプシー占い師に化け、月先生のクラスの生徒・サチコを
さらってしまう。
一方、出欠をとっていた月先生はサチコだけではなく正夫や進、ノロオまで欠席していた事からクモンデスの仕業である事を察知する。
正夫達もクモンデスの水晶玉に閉じ込められたのだった。
必死で捜す月先生だがサチコたちの行方は杳として知れない。
サチコたちの行方が知れないまま、今度はハルコまでがクモンデスにさらわれてしまう 月先生を不憫に思ったバルはクモンデスのアジトをつきとめる。
しかし、水晶玉に入らなければハルコに硫酸を浴びせると脅され、バルは水晶玉の中に入ってしまう。 バルのテレパシーを聞いた月先生はアンドロ仮面に変身し、バルや子供達の救出に向う・・・!

*point*

前回、そして今回、第22話のエピソードで月先生は3度涙を見せる場面がある。
それは子供達が危機にさらされたのは自分のせいだという自責の念からの涙だった。
今まで一度も涙を見せなかった月先生だが思わず心配にせずにはいられなくなってしまう。
そんな暗い影を落とすエピソードではあるが唯一の救いがバルが囮の為に子供に化け、「お猿の籠屋」を歌いながら
スキップする場面だが、その子供がアホっぽくて(笑)まだまだ魔女先生は明るさを残しているんだと一安心♪

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第20話「恐怖の暗闇魔人」

東西学園の校舎の屋上に現れたクモンデスは顔の大きな黒子にコンプレックスを持つルリコをターゲットにする。
整形外科医に化けたクモンデスはルリコを唆し、病院に見立てたアジトへ連れ込み、魔術により黒子を除去してしまう。
嬉々として病院(アジト)を出たルリコだが、就寝中に顔に激痛に目を覚まし鏡を見ると顔が半分爛れていた。
しかし翌朝になると顔の爛れは消え、再び嬉々として学校へ向かうルリコ。
教室に入ったルリコの前にクモンデスが現れ、顔の爛れを消すには、爛れの部分を出来るだけ多くの者に
触れさせるようにと命じる。
爛れを消したい一心で正夫達に顔を触れさせてしまい、正夫達の手は醜く爛れてしまう。
事実を知った正夫達はクモンデスのアジトへ向かうが・・・。
クモンデスに血を吸われた子供達は果たしてどうなうのか・・・!?

*point*

怪奇色の強いエピソードではあるものの、大なり小なり誰でも持っている「コンプレックス」をテーマにしている部分のある。
このエピソードに於いてはルリコの大きな黒子がそうだろう。
顔の黒子が元で正夫達にからかわれたり、街の美容店を通りかかれば店員達から嘲笑されていると
思いこんでしまうルリコだが、クモンデスに付狙われつつも何とかしてコンプレックスを克服しようとしている。
魔女先生の世界観は多少は変わってはしまうものの、本来持っているメッセージ性をちゃんと残している。
それはメインライターの辻真先先生が第1話と最終回を執筆していた事からそれが顕著に表れている。

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第21話「呪いの金貨」

クモンデスは魔力により持つ者を欲望の虜にしてしまう金貨を取り出し、またしても子供達を狙おうとしていた。
下校時、世界中のコインを進たちに売って小ずかい稼ぎをしようとしていた正夫は月先生に見つかりこっぴどく叱られる。
正夫からコインを買った事によりコインに興味を持った進の前に不気味な老婆が現れ、進を唆し廃屋まで連れ出す。
廃屋で金貨を見つけた進は嬉々として持ち帰るが廃屋の金貨はクモンデスの魔力のかかった金貨であり不気味な老婆こそ
クモンデスの変身した姿だった。

翌朝、進の金貨を欲しがる正夫達を進は金貨のあった廃屋まで案内する。
廃屋で待ち構えていた老婆は正夫達に金貨をめぐって争わせ、生き血を吸おうとするが月先生がかけつけて来た事で
目論見は一度は失敗に終わるが、やがて金貨を巡り大事件へと発展する・・・!
そして、この金貨の正体は、かつて宇宙人たちを欲望の虜にした揚句に殺し合いまでさせた呪いの金貨だった。
クモンデスは子供達に殺し合いをさせることで生き血にありつこうとしていたのだった。

*point*

金貨捜しに躍起になる校長先生たちにムーンライトパワーでイタズラする月先生。
アンドロ仮面編になっても月先生のお茶目な一面が忘れられる事がなく、路線が変わっても前半の世界観を
しっかり維持していると言える。
このエピソードではノブオくんこと佐久田修さんが久々に登場。
クモンデスに魔力をかけられたとはいえ悪魔メイクを施される佐久田さんがまるで「悪魔くん」を彷彿させる。

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第22話「恐怖・ほら穴の悪魔」

いつもと変わらない東西学園の下校風景。
そしていつもと変わらず碗白っぷりを発揮させる正夫達だが遊ぶ場所がなく不満をこぼしていた。
腹立ちまぎれにタケシが持っていたボールを蹴ろうとした時、ボールが宙に浮いて勝ひとりでに飛び跳ねてしまうという
不思議な動きをする。
ボールを追いかけた正夫達はほら穴の中の遊園地の幻影に迷い込み、やっと遊び場を見つけて大喜びの正夫たちは
疑うことなく遊園地の幻影の中で遊び回るのだが、それはクモンデスの企みだった。
正夫達が幻影に迷い込んでる間に学校では正夫達が行方不明になったと大騒ぎになるが、翌朝になり正夫達は
何食わぬ顔で戻ってくる。
しかし、正夫達はクモンデスの魔術により操られていたのだった。

*point*

アンドロ仮面に変身する為に使われているコンパクトが実は武器にもなることが明らかに・・・。
そして、このコンパクトは当時の化粧品のコンパクトを改造したもにではないだろうかと推測する。
ファンデーションの入ったコンパクトといえば今でこそ正方形や長方形のコンパクトが主流となっているが、
当時のファンデーションの入ったコンパクトといえば丸い形で圧さも現在のものに比べて薄いものが定番。
真相はいかに・・・!?
ラストで月先生とバルが今週も無事に番組が終わったと番組内で締めくくっているが、思わず「お荷物小荷物」を
思い出したのって私だけ??

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第23話「恐怖の毒薬・地獄の妖女」

魔術でデビルドリンクを作り出したクモンデスは5年D組の転校生・岡本カオルの生き血を狙う。
カオルは図画の時間に死んだ母親の似顔絵を描き、母の死を未だ悲観していた。
母の死に悲しむカオルの心につけ込んだクモンデスは不気味な女に姿を変え、カオルを誘い出す。
母親を生き返らせることを条件に一定期間、一日一杯のデビルドリンクを飲む事を要求したクモンデスはまんまとカオルの
生き血を吸う事に成功する。
翌朝、カオルは何事もなかったかのように登校するが、首筋には血を吸われた傷跡が・・・。
母親を生き返らせると約束した期日、不気味な女はカオルに正体がクモンデスであることを明かし、怯えるカオルに
無理やりデビルドリンクを飲ませようとするが・・・。

*point*

カオルの母が死んだ事に同情した月先生はもらい泣きをしてしまい、籏野先生がハンカチをさしだすが、
月先生は一言「臭い・・・」。
第13話でのアキズチェックで容子さんのコメディエンヌとしての一面を記したが、ここでもコメディエンヌとしての
一面を発見。
アンドロ仮面の武器だが、コンパクトに続きアンドロ仮面のマントがブーメランになる。
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第24話「恐怖の黒ピエロ」

またしても子供達の生き血を狙うクモンデスは、5年D組の生徒、山川のぼると妹のみつえをターゲットにする。
みつえのフランス人形を修理していたのぼるは修理をせかす妹の為に学校に人形を持ち込み修理を急ぐが、
それを正夫や進にからかわれる。
月先生に廊下に立たされた3人の所へ人形の修理を待ちきれずにいるみつえがやってくる。
みつえが人形を大切にする理由はみつえが車に惹轢かれそうになった時、みつえの身代わり二なりかのように人形が
車に轢かれた”命の恩人”のようなもので、のぼるが懸命に人形を修理するのは車に轢かれ両手のもげた人形を元に戻す為だった。
人形を手に嬉々として家に戻るみつえに妖しいピエロが近づいてきた。
そのピエロこそクモンデスが変身した姿で、みつえを人質に連れ去ったのだった。
姿を消したみつえを月先生や正夫たちは懸命に捜し歩く。
正夫達の前にみつえの人形が現れ、罠にかけるべく誘い出そうとするが失敗し、強硬手段でクモンデスの手下に
月先生たちを襲わせる。
みつえを人質にとったクモンデスはのぼるをおびきよせようとするが・・・。

*point*

山川のぼる役で高野浩幸さんがゲスト出演。
高野浩幸さんといえば「バロム1」が大変有名だが、バロム1以前にも「戦え!マイティージャック」「スペクトルマン」
「シルバー仮面ジャイアント」「怪奇大作戦」等多くのTVドラマに出演。
そして「少年ドラマシリーズ」も忘れてはいけない。
高野浩幸さんもまた当時を代表する人気子役である。

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